パーカーを着たマネキンによる動的ポーズです。パーカー回転ポーズpk46は、両腕を上空に突き出し、宙に浮いた状態であおむけになった姿勢です。
パーカー回転ポーズpk46-20(ふかん20度)は、20度のハイアングルから撮影した5度ステップ、360度の回転イメージです。
このページの写真は、写真のままで加工、あるいはトレースやデッサンなどに自由にお使いください
パーカー回転ポーズpk46-20(ふかん20度)
解説
限られたシーンにしか使えそうもないこのポーズですが、撮影しているうちに結構応用範囲が広いことに気づきました。
例えば、前方から強い風が吹き、その風に向かって歩いているような場面だったり、同じく前方からの爆風に襲われたシーンなどです。このような場面では、パーカーの裾が舞い上がります。
静止状態で撮影する場合は、このような裾をひらめかせるという状況を作り出すのは容易ではありません。一般のスチールカメラで瞬間的な映像を撮るには、光量が足らず、ボケボケの写真になってしまいます。強力な照明のあるスタジオでないと撮影は難しいかも知れません。
ですが、写真を回転させることで、一気に応用範囲が広がります。
横になったマネキンの写真を90度回転させることで、パーカーの裾が舞い上がった状態を作ることができます。もちろん完璧なものではありません。さすがに風になびく状態は再現できず、あくまでもおおよその傾向がわかる程度です。
あおむけ、うつぶせ、逆さ状態で撮影した写真の多くは、回転させてみることで、こうした動きのあるシーンのシミュレーションが可能です。
例えば、反時計回りに90度回転させた場合は、前から強い風を受けた状態になります。爆風に飛ばされた場合は、今度はパーカーの裾がカラダの前に回るかも知れません。その場合は、うつぶせの写真を参照します。
また、180度回転させた場合、顔を下にして落下している状態がシミュレートできます。
そうした応用を考えると、これらちょっと奇抜な撮り方をしたイメージが結構使えそうだということがわかると思います。