ジャケットを着たマネキンのパンツも含めた全身ポーズです。ジャケット回転ポーズ09は、ジャケットのボタンはかけず、着席で両腕を挙げたバンザイのポーズです。
ジャケット回転ポーズ09(水平)は、カメラ高床上約110㎝から撮影した10度ステップ、360度の回転イメージです。カメラアングルは俯瞰10度程度です。
このページの写真は、写真のままで加工、あるいはトレースやデッサンなどに自由にお使いください
ジャケット回転ポーズ09(水平)
解説
普通であれば立って行うバンザイですが、現状のブースでは立ち姿勢で手を挙げることができないため座った状態で撮影しました。
今まで何度かコメントしてきたように、このポーズでは両肩の形状が非常に不自然になります。
今回は、肩パッドを2枚重ねて2~3cmほどの厚みを肩部分に持たせました。本来あるべき筋肉はついたものの、関節の位置は変わりませんのでどうしても不自然さは残ってしまいます。
肩の部分の関節について調べてみたところ、想像以上に複雑なことがわかりました。様々な動きを可能にするために、成り行きでできているような部位です。上腕は肩甲骨と接続されていますが、肩甲骨そのものは筋肉に支えられているだけで宙に浮いたような状態です。
人のカラダも意外と適当なものなのだなと感じてしまいました。逆にこれを模型でシミュレーションするのはなかなか容易ではありませんね。