Yシャツ10は両肘を曲げ、頭の後ろに組んだポーズです。Yシャツ10（あおり10度）は、床下１Mの目線から撮影した、10度ステップ、360度回転のイメージです。
注※ 回転角は180度の場合と360度の場合があります。場合により180度から360度（0度）に回転させることもあります。
このサイトのすべての回転ポーズ写真は、そのままで、あるいはトレース用、デッサン用としてご自由にお使いください。
Yシャツ10回転ポーズ（あおり10度）
解説
YS09番を飛ばして、10番のポーズに進みました。
このような腕を上げるポーズを撮るたび、肩の部分の関節の不自然さが気になります。次回以降では肩パッドのようなものを当ててみたいと思います。
フレキシブルマネキンは、ショップの什器でしかありませんので、必要以上に人体をシミュレーションしているわけではありません。デッサンのための着衣モデルとしては、もう少し人体に近い動きと形状が欲しいところです。
そんなわけで、クラウドファンディングで作ってもらえないかとちょっと真剣に考えてしまいました。ラブドールでいいじゃん、と言われそうですが・・・。
さて、今回新たな試みとして、マネキンの背中側に支柱を使いました。
ターンテーブル回転時にどうしてもマネキンが揺れてしまい、その揺れを抑えるのに少なからず時間がかかってしまいます。この問題を改善するための対策です。
結果としては、完璧な対策はできませんでした。ただし、揺れの時間は半分くらいになったように感じます。時間的には倍の改善ができましたので、これはよしとしたいと思います。
イラストの参考写真としては、支柱の影響がシャツの形状やシワ、影に出てしまいますので、応用する側でその部分を無視してもらうしかありません。
また、照明の当て方も変えてみました。強いコントラストを抑えるために、今までは天井に光を当てて、間接光でぼんやりとした光を作っていました。今回は、半分くらいの光を、やや下から当てることで、上下からの光のバランスで自然な影を作りました。
このおかげでシャッタースピードが半分くらいにでき、その分揺れの影響も抑えることができました。
日々改善ですね。
