今回は息抜き記事です。依頼で描いたRiri&Kaedeというイラストの一部にMicrosoftのフォトアプリでフィルターをかけたらどうなるんだろうと思い、試してみました。
使用したアプリは、「フォト」です。
オリジナルイメージ
オリジナルイメージには、クリスタで描いたイラストの色調整前のもの(左)と、青っぽく色調整したもの(右)の2点を用いました。


Arctic
以下、左が色調整前のイメージに対してかけたフィルター処理で、右がブルーに色調整したイメージにかけたフィルター処理です。
Arcticというフィルターは、色調整なしのイメージ、ブルー化したイメージの両方ともいい雰囲気になりました。コントラストを狭く中央寄りにしつつ、さらにブルーを強調している感じです。


その他
Arctic以外は、色調整前、色調整後のそれぞれで適合するフィルターが異なりました。
色調整前のイメージは、いわば素の色なので、色合いを大きく変えるようなフィルターを選んでいます。モノトーン調、アンチーク調がいい味を出しています。
逆にブルーに色調整した方は、調整した色合いはできるだけそのままに、主にコントラストを変えるフィルターを選びました。フィルタのかかり具合はすべて50%です。







まとめ
写真に対して効果を発揮するイメージングアプリのフィルタですが、イラストに使用しても結構使えそうなものがありました。
こうした画像処理は、本来はクリスタ側で行いたい処理なのですが、実際のところクリスタ側で行うとしたら結構手間がかかるような処理もあります。時間的にささっと済ませたい場合は、こうしたアプリを使うのも全然いいのではないかと思います。
おおよそのイメージをつかむためにも、苦労して仕上げる前に、一度こうしたアプリのフィルターをかけてみて仕上がり状態を確認してみるのもよいかも知れません。
なお、今回のサンプルはすべて白バックですが、背景に色がある場合(例えば黒バックのような)、ずいぶん違ったイメージになります。
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