初めての一眼レフカメラ、センサー部分の清掃

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初めての清掃

今現在、マネキンやドールのポージングに使っているのは、10年ほど前に購入したEOS20Dという一眼レフカメラです。最低限のクオリティで撮影できればよいと考え、当時にしてもやや古めの機種を中古で購入しました。 ​

これまで、機能的、画質上の問題はなく、どちらかというと撮影者のテク不足が一番の問題でした。ところがこのところ、イメージ上にぼんやりとし黒ずみのような陰影が目立つようになりました。 これは明らかにカメラに何らかの問題が発生したと考えられます。

そこで、思い切ってカメラ内部の清掃をしてみることにしました。要するにメンテナンスが不十分と言うことで、結局は使用者の管理の問題なんですけどね。

画像の不具合

実際の画像の不具合は、次のようなものです。

A3サイズの白色方眼紙を50㎝程度の距離から撮影しています。照明は40w相当の電灯色のデスクライト(LED)です。 一枚目に示す画像の一部に、グレイのボンヤリした影が決まった場所に写り込んでいるのがわかると思います。

二枚目に赤丸で黒ずみの箇所を示しました。

次に示す三枚目は、目いっぱい明るくした小型の撮影ブース内を撮影したものです。

このように非常に明るい被写体であれば、黒ずみは見えなくなってしまいます。明るい日中に外で撮影するような場面では、問題になりにくいかも知れません。

今現在すべての撮影を室内で行っています。動かない被写体のため、ストロボは用いず、室内灯レベルの照明を使用し、シャッタースピードで明るさを決めています。   ​

レンズの汚れかどうかの判断

​最新式のカメラには、センサー部分を自動で清掃してくれるものもあるようですが、今所有している20Dにはそのような便利な機能はありません。

ただ、この黒ずみが果たしてセンサー部で発生しているのか、あるいはレンズで発生しているのかはわかりません。 そこで、最初にレンズを交換してみました。

今現在取り付けられているキャノンの純正レンズをTAMRONに変えてみたところ、全く同じ場所に同じ黒ずみが写りこんでいました。つまり問題があるのはレンズではないようです。 ​

センサー部分の汚れの確認

次に、センサー部分を拡大鏡を用いて確認することにしました。

センサー部分を見るためには、ミラーを上げなくてはなりません。このミラーを上げる機能はカメラごとに異なるようですが、20Dの場合は、カメラのメニューから、センサーの清掃の項目を選択することで、レンズが電子的に上がりっぱなしの状態になります。

「撮像素子の清掃」を選んでONにすると、ミラーがカシャンといって上昇し、そのまま固定されます。そして、カメラのディスプレイには「Clean」の文字が表示されます。

実際にミラーを上昇させて拡大鏡でセンサー表面を確認したところ、数点の黒い粒、見た目はススのような物体がはっきり見えました。

ブロアとハケによる清掃

この時点でこのスス状の汚れがイメージに影響を与えているかどうかはわかりませんでしたが、まずはブロアで汚れを吹き飛ばしてみることにしました。

一、二回ブロアを強く吹き付けてみたものの、よほどしっかりと張り付いているらしく、汚れは全く取り除くことができませんでした。

次にハケを用いてみることにしました。 ハケは、専用のツールではなく、パステル用のブラシを用いました。

ハケ自体が汚れていては何にもならないため、ビニールに包まれている新品のハケを用いました。

汚れておらず、毛先が柔らかなハケならどんなものでもいいと思います。ただし、静電気の発生が怖いので、プラスチックの毛先ではなく、動物の毛を使った毛先の方がよいと思います。 ​

ハケによる清掃の結果

ハケで2,3度ほど軽くセンサー表面をなでてみました。

果たしてセンサーに触れているのかいないのか、感覚的にはわからないほどの軽さです。 レンズの取り付け口を下に向け、払ったほこりが下に落ちるようにしました。

そしてもう一度拡大鏡を用いてセンサー表面を確認しました。 上手く払えたのか、スス状の黒い物体は見当たりません。

清掃後、もう一度同じ条件で白っぽい面を撮影してみました。ぼんやりと見えていた黒っぽい影が消え、きれいになっていることが確認できました。

まとめ

いくらデジタル化しても、一眼レフカメラのレンズやミラーなどの機能は、フィルムカメラとほぼ同じ構造です。レンズを交換する際、あるいはほんのわずかの隙間からのほこりの侵入は、今も昔も変わらないのでしょう。

結局品質の良い写真を撮るには、日頃のメンテナンスが重要だということを痛感しました。道具も使う人の意識で良くも悪くもなるわけですね。というかそれがすべてかも。

今回カメラ内部の清掃を行うにあたり、次のサイトを参考にしました。

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