着物・和服ドール360度回転ポーズ撮影に当たり、ドールにたすきを掛けました。
たすき掛けの方法は、幻冬舎「知識ゼロからの着物と暮らす入門」(石橋富士子著)を参照しました。
プロセス
書籍で紹介されている方法は、映画やドラマなどでもよく見かけるものです。最初にヒモの端を口にくわえて、最後に左肩の前で結ぶ方法です。
長さがピッタリのヒモであれば左肩の前で結んだままでいいのですが、今回使ったヒモはかなり長めのものです。そのため一旦前で結んでから、結び目の位置を背中に移動させました。
端を口にくわえ、左袖をからげる
ヒモの端を口にくわえ左袖をからげます。ドールはヒモをくわえられないので、代わりに右肩に載せました。
右肩から前に回す
後ろを通し、右肩から前に回しました。
右袖をからげて、左肩から前に回す
右袖をからげて、後ろを通し、左肩から前に回しました。
くわえていた端と左肩で結ぶ
右肩から前に回したヒモの端と、くわえていた端を結びます。
結び目を背中側に回す
ここから先は、書籍にない内容です。今回使ったヒモはかなり長めのもので、カットするのももったいないと思い、結び目を背中側に回すことにしました。
かなりユルユルだったので、改めて縛り直し、袖の形を整えました。
まとめ・・・袖の形は出来なりか?
書籍を参考にたすき掛けを行ってみました。
たすき掛けをした後の袖の形については書籍では特に述べられていません。言葉による説明はないものの、「振り」の部分がわきの下に袋のようにぶら下がっている状態がイラストで示されており、イラストに倣って、袖周りがきれいに見えるよう調整してみました。
関連リンク
今回参照した書籍です。着付けや帯のつけ方についての書籍はとても多いのですが、たすき掛けについて書かれているものは、この本しか見つけ出せませんでした。
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