オビツ06ヘッド入れ目タイプに8mmアイを入れてみた

ドールヘッド
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入れ目タイプのアクションドール用ヘッドであるオビツ06ヘッドは、通常は径6mmの目(以下アイ)を入れるようにできています。

しかしながら、推奨されている6mmアイを入れると、まぶたの開きが大きすぎるせいか、あるいは、まぶたの開きに対する虹彩サイズ(径3mm)が小さいせいか、びっくりしたような顔つきになってしまいます。

このびっくり顔を普通の表情に近づけてみようと、6mmアイの代わりに、8mmアイを入れてみました。

6mmアイと8mmアイとの違い

6mmアイと8mmアイとの根本的な違いは、以下のようになります。

アイ種類眼球サイズ(直径)虹彩サイズ(直径)
6mmアイ6mm3mm
8mmアイ8mm5mm

6mmアイで、もう少し虹彩の大きいものがあればいいのですが、めぼしい販売サイトを探してみた限りは見つけられませんでした。

06ヘッドに8mmアイを入れた場合に発生する変化

本来入れるべき6mmサイズの代わりに8mmを入れることで、以下のような変化が発生します。

  • 眼球を入れるのが非常に困難。ねじ込むように入れる形になり、眼球を収める袋部分が大きく変形する
  • ヘッド全体が変形する。顔の幅が広がり、丸顔になってしまう。また、頭頂のフタの部分が合わなくなる
  • 瞳が大きくなる割には、可愛らしくなるわけでもない

8mmアイの取り付け

本来6mmアイを入れる眼球袋なので、明らかに入り口が小さいと感じます。

強引に押し込めば、入らないことはないのですが、入り切っていないのがわかります。

片目を入れた状態。びっくり顔は解消されたものの、瞳孔が大き過ぎる気がします。

どうにか、2個のアイを入れた状態です。

目を入れた顔はこんな感じです。目はさておき、顔全体の雰囲気が変わったように感じました。

顔の形の変化

ヘッドは、柔らかな塩ビ(PVC)製です。何らかの変化、変形は想定していましたが、目の周りが大きく広げられたせいで、特に顔の幅が大きく広がってしまいました。

8mmアイ
6mmアイ

ヘッド全体の変形

目の周りだけでなく、ヘッド全体も変形しています。

はっきりと変化がわかるのは頭頂部です。頭頂は植毛するエリアがフタになっており、少なからずスキマ、がたつきがありました。8mmアイを入れたことで、このスキマがさらに大きく開き、がたつきも大きくなってしまいました。

このヘッドの場合は、植毛するか、ウィッグを使用しますので、この程度のスキマであれば髪に隠れてしまうとは思いますが、あまり気持ちはよくありません。

まとめ

6mmアイ用のヘッドオビツ06ヘッド入れ目タイプに8mmアイを入れてみた結果です。

やはりそのまま入れてしまうと、様々な問題が発生し、とてもお勧めできるものではありません。

眼球が収まる袋の部分を8mmアイに合わせて加工するという手もありますが、結果として表情が大きく変化するわけでもありません。むしろ白目部分が少ないこともあり、ややホラーな顔になってしまいました。

こうして並べてみると、6mmアイの方がまだ自然かも知れません。

6mmアイ
8mmアイ

全く同じメイクアップを施した場合の、6mmアイを入れた顔と8mmアイを入れた顔。

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