今回はクリップのアイコンを作ってみました。用いたアプリは、Affinity Designerです。
制作プロセス
写真撮影
選んだクリップは、古くからある洗濯ばさみ式のものです。一般にクロムメッキされており、表面は鏡面になっています。品物には、周りの環境が映り込みますので、通常は撮影BOXを使った撮影になると思います。
場所や照明を変え何枚か撮影しました。その中で、自然光とスポットライトを用いたこの写真が一番クリップらしさが感じられました。全体的にはやや黒っぽいのと、コントラストが強すぎるのですが、仕上げ時のトーン調整で対処しようと考えました。

パーツ別外形線
パーツおよび面毎に外形線を引きました。

元画像を消した状態です。

彩色
ベクトル線で囲まれた部分を順次塗りつぶしていきます。一色塗り、グラデーション、エフェクトによるぼかしなど、面の個性に合わせて調整します。

ざっくりと彩色した状態です。このままだと、表面が錆びたように見えます。

トーン調整
写真と見比べながら、各面のトーンを調整します。

仕上げ
統一感が感じられるよう、トーンを揃え他状態です。ぼかしが強めのせいで、ややツヤ感が乏しいかも知れませんが、カトラリー・アイコンとの一貫性も考慮し、この仕上がりにて完成としました。

クリップ・カラー絵文字アイコンデータ
472ドット角のPNGデータにしました。ご利用ください。
カラー絵文字アイコンデータ・ダウンロードページからもダウンロードできます。
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