イラストのための和装ドール・ポージング(2)

着物・和服ポーズ

ゆったりとした作りの和装。その華やかさと神秘性には大いなる魅力が感じられます。

イラスト制作という点では、和装の形状やシワを想像だけで描くのはかなり難しく、また、資料も乏しいことから悩ましい素材のひとつと言えます。

当サイトでは、和装した27㎝ドールをモデルに、より自然な衣装の形状やシワの状態を観察し、イラスト作成に役立てられないかを検討しています。

第2回目のこの記事では、実際のドール素体がどのようなものであるかを観察してみました。今回用意したのは、オビツドールです。

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オビツドール

身長、頭身

入手した製品は、以下のラインナップになります。

  • ボディ:27BD-F01W-G 27cm女性ボディ ノーマル ホワイティ(最も色白のタイプ)
  • ヘッド:27HD-F01WC07 植毛ヘッド01 ホワイティ シャイニングブラウン
  • ハンド:27AC-FP003W ハンドパーツ2 ホワイティ

この写真では、元々装着されていた開いた状態のハンドを握った形のハンドに交換しています。

やや胴体が細すぎな気がしますが、手足の寸法はほぼほぼイラストキャラの寸法どおりです。頭の長さが約4㎝なので、身長27㎝は、27/4=6.75で、7頭身弱ということになります。

パーツは13個に分かれており、関節は19か所です。

肘、膝、肩

次に関節を確認してみます。

肘と膝関節は、それぞれ2点で折れ曲がり、ほぼ180度折り曲げることが可能です。この部分はよく考えられています。

肩もぐるりと360度回転させることができます。

腰、胴

腰、胸の部分の関節です。反り返りは、この程度です。体操選手やサーカスのようなアクロバティックな反り返りはできません。

また、前屈もこの程度です。膝を胸に抱えるようなポーズはできません。つまり、体操座りができないのです。

胴体部分のジョイント

腰の部分のジョイントは、こんな感じです。この部分での大きな曲げは構造的に難しそうです。

脚の付け根の部分も、これ以上曲げることはやはり構造的に難しく、ややカラダが硬めの人形であることがわかります。片膝を立てて居合抜きするようなしなやかなポーズは難しいかも知れません。

まとめ

様々なポージングを試し、その中の一部をご紹介しました。他のポーズについては折を見てご紹介したいと思います。

それにしても、折角購入したところで、求めるポーズができなければとても残念です。メーカーサイトを見る限りは、「あらゆるポージングに対処できるアクションドール」などというキャッチフレーズを謡っています。しかし、ポージングについての情報は十分とは言えません。

情報不足はオビツだけのことではありません。どのメーカーもあまり詳細な情報はなく、結局購入してから確認するしかない状況です。

関連リンク

オビツ製作所オンラインショップ

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