この記事では、レギュラーコーヒーの出がらしを仕事部屋の消臭に実際に使ってみて感じたその効果、そしてメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
コーヒーの出がらしを使った部屋の消臭効果
まずはその効果です。
結果として、とても自然な消臭効果が得られました。
残念ながら100%臭いが消えるわけではありません。ですが、仕事部屋に入る際に特に強く感じていた嫌な臭いが不快に感じられなくなり、代わりにコーヒーの出がらしのちょっと香ばしい臭いがほんのりと感じられます。
非常にマイルドな効き目だと思います。
コーヒーの出がらしを使った消臭法のメリット・デメリット
メリット
消臭効果もさることながら、それ以上のメリットが感じられました。
- 素材が無料で、毎日一定量入手できる
- 生ごみの量が減らせる
- ゴミの再利用ができる
- 準備にも使用にも思ったほど手間はかからない
- 使っている状態が視覚的にわかり、使っていて楽しく、安心・安全
デメリット
私自身は、デメリットらしいデメリットはあまり感じていませんが、強いて言えば次のような点がデメリットかも知れません。
- いくつかの容器とそのスペースが必要
- 飲むコーヒーの量によって素材の分量にバラツキが発生する
- 乾燥させるのに手間がかかる
- 出がらしが手に入らないとできない
コーヒーの出がらしを使った消臭法の実際
以下、今回行った消臭法の実際です。消臭効果を確認した部屋は仕事部屋です。
自宅で作業をするようになって、鼻やのどの排出物が腐敗したような臭いが気になり出しました。
臭いの発生源はゴミ箱だということはわかっていましたが、ゴミそのものはなくせません。そこで、ある程度溜まったらできるだけ早めに処分するようにしました。ですが、臭いはなかなか消えてはくれませんでした。
対策として、市販の消臭剤や空気清浄機、アロマなどいくつか試してみましたが、効果、費用、手間、持続性などの点でなかなか上手くいきません。
コーヒーの出がらしに消臭効果があることは知っていましたが、消臭剤と比べてどうなの、と思っていました。そもそも消臭剤と比較すること自体間違っているのかも知れません。
しかし、実際にやってみて初めてこの方法の優れた効果に気づきました。
手順
以下、実際に行っている出がらしの収集から使用までの一連の流れをご紹介します。
出がらしの専用回収容器を置いた
100均で購入したソフト素材の容器があったので、これにペーパータオルを何枚か敷き入れて、ここに出がらしを入れることにしました。
今まではシンクの三角コーナーに捨てていました。手間は変わりません。

数日分の出がらしを鉢皿に入れて軽く乾かす
数日分の出がらしを一旦平らに伸ばして空気に当てさらに乾燥させます。ほぼほぼ乾燥していますので、若干残っている湿り気を取るくらいのものです。
新たな手間と言えば言えなくもありませんが、今まで三角コーナーの水切り袋をまとめて、さらにポリ袋に入れていた手間に比べるとさほど大きな違いはないように感じられます。

乾いた出がらしを専用容器に入れる
乾いた出がらしを容器に入れておきます。どんな容器でもいいのですが、うっかりひっくり返すと掃除が大変なので、中が見え、しっかり蓋ができる容器がいいと思います。

ある程度ゴミがたまったら、ゴミの上からパラパラと振りかける
気の付いた時にゴミの上にパラパラと振りかけています。臭いの発生源に直接振りかけるので、これ以上の効果は望めません。

この振りかけるという行為は、一見すると手間のように感じられます。ただ、これは気が付いたときにやればいいと思っています。
そもそもゴミを捨てる行為というのは一日に何度も行っているわけです。その中の1,2回気の付いた時にやればいいのです。
今までの消臭剤との決定的な違いは、振りかけた出がらしがはっきりと目に見えることです。だいたいティッシュは白っぽい色をしています。対する出がらしはほぼ黒なので、振りかけた分量や位置がはっきりとわかります。
目に見える楽しさと安心感も同時に得られます。
まとめ
というわけで、まだまだ始めたばかりなので、今後何らかの問題が発生する可能性が無きにしもあらずです。短期間のトライアルではありますが、コーヒーの出がらしによる部屋の消臭は思った以上に効果的な方法であることがわかりました。
そして、その効果だけでなく、他のいくつかのメリットも重なり、モチベーションも持続できそうな気がしています。
レギュラーコーヒーをお飲みにならない方にはちょっと申し訳ありませんが、結構おすすめな消臭方法だと思います。
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