2021年、最近の4コママンガのパターン

マンガ

はじめに

4コママンガはお好きでしょうか?

新聞を読んでいたころは、朝刊と夕刊に掲載されていた4コママンガが楽しみで、何よりも先に読んでいました。

今は新聞を読んでいないので、この頃の「新聞」の4コママンガがどんなものかはわかりません。新聞に代わり今はネットで情勢を知り、新聞の4コマの代わりにインディーズ系コミックにはまっています。

インディーズ系とは言え、面白いものも数多くあります。私の知っているかつての4コマとは違い、この頃の作品は、スタイルにとらわれない、より自由という印象があります。

そんな今日この頃の4コママンガのパターンについて記事にしてみました。​

今日この頃の4コママンガの特徴

今日この頃の4コママンガのパターンには、次のような特徴があると思います。

  • 必ずしも4コマで完結していない
  • 8コマだったり、12コマだったり、テーマや内容によって、長さが自由に変わる
  • 完結途中の4コマでは、4コマ目には次に続く雰囲気を残しつつ軽い落ちをつけている(4コマのリズムはキープしている)
  • 中には4コマ単位の変化が全く感じられずダラダラと流れている作品もあるが、これは明らかに失敗作。これではそもそも四コマにする必然性がない
  • 必ずしも「起承転結」ではない
  • 二コマ目に大きな変化(意外性)のある場合が少なくない。強いて形を示すなら「起転承結」​

4コママンガ実例

ひと様の作品を例にするのも何なので、私の拙作を例にさせていただきます。

「ユイのイラスト日記」(はてなブログ連載中)からの2編です。

作品例1

この4コマはこれだけで完結しているわけではありません。前の4コマから続き次の4コマに続きます。ですが、この4コマだけでも、一応4コママンガの体裁をしています。

1コマ目は新しいシーンの始まりを示し、次の2コマ目でいきなり大きな展開を示します。続く3コマ目は2コマ目の流れを受けて自然に流れ、4コマ目には軽い「結」が来ます。

私からみると、この2コマ目がどうしても「転」に見え、パターンとしては「起転承結」に感じられます。

作品例2

2編目です。1編目に続く4コマです。

「起承転結」と言えなくもありませんが、私からするとやはり「起転承結」に見えます。

1編目と同じく、1コマ目は新しいシーンの開始を示しています。そして2コマ目でいきなり想像の世界に入り、大きく展開します。

3コマ目は、「落ち」である4コマ目の伏線の役割をしています。

考察

作品の良し悪しはさておき、こうした流れは、最近の4コマを読んでいたからこそ出てきたように思います。

特に「起転承結」を意識していたわけではありません。最近の作品をよく読んでいたせいで、無意識に真似ていたのかも知れません。そもそも最初に型を意識してしまうと、逆に上手くまとめられない気もします。

私の場合、スタイルよりも、どちらかというと次のような点に気をつけています。

  • 多少面白くなくても、最後まで描き切る
  • 極力複数案を出す
  • 一旦時間を置いたりと気分転換をしながら、これだと思えるアイディアが出るまで待つ
  • 複数案の中からベストなものを選ぶ
  • ベストな案でとにかく形にしてみる(出来てみると、意外とまとまるものです)

おわりに

かつて読んでいた新聞の4コママンガのアイディアはすさまじいものがありました。

一日一話、4コマ読みきりなので当然ながら4コマで完結していなくてはなりません。つまり毎日毎日新ネタを出さなくてはならないわけです。作者の苦労は想像もできません。よくもまあ何年も描き続けられるものと感心します。

新聞の4コマに代わり、今は年間数百冊のコミックをデジタルで楽しんでいます。インディーズ系のコミックは、4コマ目の落ちが弱かったり、四コマ数編が連続していたりと最初は戸惑いました。

それが、読んでいるうちに次第に慣れ、慣れたらいつしか快感に変わっていました。​これはこれでありだなと思います。4コママンガというよりも、4コマスタイル(コマ割り)の中短編作品と思えばいいのかも知れませんね。

デジタルのおかげもあり、様々なスタイルの作品を数多く楽しませていただき、本当にありがたい時代です。

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