マンガの始め方:初めてのマンガ制作5つのポイント

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マンガの始め方

マンガを描こうとして描けない・・・

マンガって本当に魅力的ですよね。私はもっぱら読む人だったのですが、仕事の都合でイラストを描き始めて2年が経ち、どういうわけかマンガも描いてみたくなりました。

ところが、いつも楽しんで読んでいるマンガが、実際に描こうとするとこれがなかなか描けないのです。最初はその理由がよくわかりませんでした。

​そこで、教科書を参考に、自分自身の描けない理由を解き明かしつつ、少しずつできるところから始めていきました。

その時に重要と思われた5つのポイントをご紹介します。

初めてマンガを描くための5つのポイント

初めてマンガを描くにあたって、次の5つのポイントを念頭に置きました。

最初は、2ページから始め、順次難易度を高くしていく

プロが描くようような長編大作を最初から描けるわけがありません。

プロであっても最初は低いステップから始め、徐々に難易度を高めることで、やがて長編大作が描けるようになったのです。

2ページはウォーミングアップに最適な長さです。2ページで8~12コマを目安に、まずは簡単なストーリーを作ってみます。

ストーリーのアイディアは数多く出し、よりよいものを選ぶようにする

ストーリーのアイディアは、質よりも量。まずは数多く出し、その中からよいものを選びます。

マンガを読んで面白い、面白くないと評価するのは簡単ですが、実際に自分でアイディアを出そうとすると、よいアイディアは思ったようには出てこないものです。

選んだアイディアに基づいて、とにかく最後まで描き切る

よいなと思えるアイディアに基づき、とにかく最後まで描き切ります。

描いているうちに、選んだアイディアが陳腐なものに感じられてしまうかも知れません。それでもあきらめずに最後まで描き切ります。

一話としてまとめることで「まとめ方」のようなものが何となくつかめるはずです。

スキルを気にしない

スキルは描いていくうちに身に着きます。

プロの作品の中にも、最初はギクシャクしていた線やキャラが、回が進むにつれ完成されていく様子が見て取れるものがいくつかあります。

果たして自分の絵が完成することがあるのでしょうか。プロのイラストにしても、常に進化していると感じられます。

今描きたい、描こうと思ったら、今始めればいいのです。

テーマは描けるものを選ぶ

人気のある作品には、ぶっ飛んだテーマのものが少なくありません。

最初からイメージするのも難しいような大きなテーマを選んでも、思うようにはペンが進まないかも知れません。

最初は、自分の世代に近い年齢のキャラ、そして経験したことのある生活・仕事環境を舞台に、身近なテーマを選ぶことで、スムーズに始められると思います。

なかなかマンガが描けない理由・初心者の心の壁

なかなかマンガが描けないのには多くの理由があります。

私自身、次のようないくつもの壁に阻まれていました。

画力という壁

そもそもデッサンがまだまだです。

一枚絵だと1キャラ1ポーズをじっくりと、場合によっては数日かけて描くことができます。

同じペースで1ページ数コマのマンガを描いたら、一体どれほどの時間になるのでしょうか。場合によってはひと月かかってしまうかも知れません。1年で12ページでは、ひとつのストーリーを描くのに一体何年かかるでしょう。

漫画家の画力はやはりレベルが違うのだ。プロの画力のレベルという壁がドーンと立ちはだかっていました。

キレイな線という壁

タブレットに慣れるまで2週間ほどかかりました。

では慣れた後の2年でどれほど上達したかと言うと、初期の頃とほとんど変わっていないような気がします。

Gペンや丸ペンのような腰の柔らかいペンをあまり使ってこなかったということもあります。腰の柔らかいペンは、やはりそれなりに習熟が必要なのです。

マンガに見合うキレイな線が思うように引けないという厚い壁を感じていました。

ストーリーという壁

当然ながら、マンガにはお話があります。

そもそもストーリーらしいストーリーなど書いたことがありません。ストーリーの知識で知っていることと言えば、起承転結ぐらいのものです。

テーマも考えれば考える程全然思いつきませんでした。

マンガのテクニックという壁

今どきのマンガの派手な演出には、本当に感心します。また、その表現もまるで写真のようなリアルさです。生半可なイラストのテクニックではとても及びません。

そもそもイラストの場合でさえ、背景を描くのが面倒で、クリスタに入っている既存の背景イメージを貼り付けたりしています。

そんな高度な絵が描けるわけがないと思いました。

マンガ家の過酷な生活という壁

マンガを描く作業は過酷というステレオタイプなイメージがあります。

しかし、考えればわかるように、よほどの人気作家でもなければ、過酷な作業などあり得ません。趣味で描く限り100%自分のペースです。単に、描かないことの言い訳のような理由ですね。

大作を描かなくてはならないという壁

恐らくこの壁が一番厚い気がします。

趣味であってもマンガを描くのはそれなりに大変です。だからこそ、いい作品を描かなくてはダメだ、という強迫観念のような気持ちがありました。

描く前から気負い過ぎて何も手につかない状態だったのです。

壁を切り崩してくれた教科書

以上のように、マンガがなかなか始められない理由は数多くありますが、私にとっての特に厚い壁は「大作を描かなくてはならない」という心の壁だった気がします。

この壁を崩してくれたのは田中裕久さんの「ゼロからわかるマンガの作り方」という教科書でした。

教科書が教えてくれたステップアップ方法

教科書では、最初に2ページにトライし、次のステップでは8ページが目標です。

こうした具体的な数字を示してもらえると、完成後のイメージがぼんやりと目の前に浮かび上がります。

どの方向にどう進めばよいかわからない迷える初心者にとっては本当にありがたいアドバイスです。

2ページ、そして4コママンガ

最初は、アドバイスに忠実に従い、2ページものを2作描いてみました。(初めて描いたマンガ

教科書では、次の目標は8ページ物ですが、その前に4コマに挑戦して現在にいたります。

2ページものを描いていて、1ページが起承転結のまとまりになっていることに気づきました。要するに、2ページものの半分が4コママンガなのです。

それがわかると、すんなりと4コマに入ることができました。

まとめ

マンガの制作に興味がある、でもなかなか描けない。

そんな方は上記のような問題や見えない壁に阻まれているのかもしれません。

こんな場合、次を目標にしてみてはどうでしょう。

「できるだけたくさん出したアイディアからよいものを選び、テクを気にせず身近なテーマで、まずは2ページものを最後まで描き切る」

描いているうちに、いつの間にか、はっきりとしたマンガを描くイメージがつかめていることに気づくと思います。

ただ、幸か不幸か、マンガの世界は一歩足を踏み入れると、もはや後戻りできない麻薬のような世界であることにも同時に気づくかも知れません。

参考書籍

  • ゼロからわかるマンガの作り方ー挫折せずに完成させるストーリー&キャラクター講座 田中裕久  翔泳社

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