文字の消えかけたキートップをシールできれいに修復するコツ

作業環境

Windows機用にFILCOのキーボード(Majestouch、FKBN91M/JB)を使っています。使いやすさで定評のあるキーボードですが、キートップの印字が消えやすいのが唯一の欠点と感じています。

なにぶん高価なキーボードだけに、印字が消えたくらいでポンポンと買い替えるわけにはいきません。キートップを交換する方法もありますが、今回はAmazonさんから、キートップシール(ラベルマジック、MLE-KL-JP-B2)を購入してみました。

文字の消えかけたキートップを、できるだけきれいにシールで修復するための私なりのコツをお伝えします。

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ASIOKMNがひどい
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キートップをシールで修復するメリット・デメリット

キートップをシールで修復するにあたり、考えられるメリットとデメリットをまずは上げてみます。

キートップをシールで修復するメリット
  1. 価格が安い
  2. 自分で手軽にできる
  3. 好きなシールが選べる

メリットの筆頭は何といっても価格の安さですね。メリットがある反面、デメリットも考えられます。

キートップをシールで修復するデメリット
  1. 貼った状態が安っぽく見える(かも知れない)
  2. 自分で作業を行う必要がある
  3. 同じフォントのシールはまずない

自分で作業を行うのは全然問題ないのですが、最大限努力しても安っぽく見えるのは嫌ですね。安っぽく見える要因は、いかにも「シールを貼りました」感が出てしまうことです。シールは、できるだけ目立たず、存在感がなく、キートップに近い質感とサイズが理想です。

また、今回はオリジナルキーフォントに近いゴシック体のフォントを選びました。正確には同じものではありません。フォントにこだわるなら、キートップを交換する方法がよいでしょう。

私が考えたシールのメリット・デメリットは以上です。続いて実際の修復作業を見ていきましょう。

シール修復作業プロセス1 ー キートップの汚れ除去

先ずは、キートップひとつひとつを確認してみました。

ローマ字でよく使うAIOなどの母音キーの減りが特にひどい状態です。EとUはまだ読めますが、表面がかなりテカっているのがわかります。

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AとSは、ひらがなが完全に消えている
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OKMNはひらがなもアルファベットも消えている

申し訳ありません。ほこりまみれで、あまり美しいとは言えないアップの写真です。布でさらっと拭いたところ、静電気がよけい発生し、逆にほこりを吸いつけてしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまったのです。

ラブ
ラブ

清掃の際にはキーボードはパソコンから外してくださいね!

キートップは、指の脂で汚れているため、無水アルコールを用意しました。他の電気製品にも使用できますので、一本ご用意しておいていいと思います。

洗浄液をティッシュやウェス、綿棒にしみ込ませて汚れをふき取るようにします。

脂を取り去るだけなら水性の洗剤で十分だと思いますが、以下の2点の理由で水性洗剤は止めた方がいいかも知れません。

キートップの汚れ取りに水性洗剤がよくない理由
  1. キーボードが電気製品であること
  2. 乾いた後に洗剤の成分が残り、シールの接着が弱くなる可能性があること
ラブ
ラブ

アルコールは引火性が強いので火気にはご注意ください。

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埃を飛ばすのに、こんなのも使いました。カメラ用のミニブロアです。
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ピンセットは手術用のものです。画材屋さんで購入したものです。

シール修復作業プロセス2 ー シールの貼り付け

ロングストロークキーのキートップには、キーの位置が認識しやすいよう凹型のRがついています。そのため、シールの接着力が弱いと、貼付け後にシールの中央が浮いてくる可能性があります。

今回入手したシールの接着力はかなり強く、これはこれで注意が必要です。シールをつまんだピンセットの先にシールが貼りつき、なかなか離れてくれないのです。そして、どうにかこうにか離れても、離れた瞬間、シールの位置がずれてしまうことがあります。

では、以上の事柄に注意しながら作業を行っていきます。実際の貼り付けの様子を写真で順にご紹介します。

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できるだけ小さな面積でつまむ

シールがピンセットに強く張り付かないよう、ピンセットでつまむ面積は最小限にします。

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ピンセットを離す際、このように傾くことが

置いた瞬間、シールが傾いてしまうことがあります。

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ピンセットで傾きを修正し、四隅を押し付け、ずれない程度に軽く接着する

こんな時は、ピンセットの先などで、傾きや位置を調整します。

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キートップにふんわりと置かれた状態

キートップとシールは中央合わせになります。シールはキートップの上にちょこんと乗っている状態です。

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シール中央を指でスッと押しつぶすように全面を接着する

キーの中央をそっと押しつぶすようにしてシールを貼り付けます。

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位置決めができたら、シールの中央を押しつぶすように接着する

このシールの場合、サイズが小さくほぼ真四角だったため、シールの中央をキートップに向けて真直ぐ押しながら張り付けたところきれいに貼ることができました。

 キートップのシール修復 ー まとめ

最後にまとめです。今回使ったシールは、まるで目立ちません。パッと見修復したことがわからないほどです。シール表面のシボ加工によるつや消しの程度が、オリジナルキーに近いせいでしょう。

また、シールのサイズはキートップより一回り小さいため、わずかな段差ができています。ですが、今のところ、ひっかかりを感じるなどの不具合は一度もありませんでした。

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とりあえず、印字が消えたり、消えかかっているキーのみ貼りました

あまりにも感じがよく、これなら全キーに貼ってもいいのではないかと思いましたが、まずはしばらく使ってみてからにすることとしました。

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今回修復したキートップは、10か所でした

締めくくりとして、キートップシールをきれいに貼るためのコツです。

キートップシールをきれいに貼るためのコツ
  1. 貼り付け前に、無水アルコールなどでキートップの油脂や汚れをきれいにふき取る
  2. 接着力が強いので、ピンセットなどを使い、まずは正しい位置にそっと置き、傾いた場合は調整する
  3. 位置ずれが生じないよう、できるだけシール全体に均等に圧をかけながら貼りつける
ラブ
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貼り付ける前に、キートップをきれいにするのが重要です

仕上がり状態はおおむね満足です。通常はブラインドタッチしていますが、印字を見ながら押す場面も結構あります。簡単かつ安価に修復できるこのシールはお勧めです。

最後にキーボードメーカーさんにひとこと。このようなシールを貼ったり、あるいは、キートップを交換しなくてもよいよう、印字が消えない作りにして欲しいものです。


追記:この記事は2019年3月にアップしたのものです。2年経った2021年現在、シールを貼り付けたキートップは何事もなくきれいに貼られたままです。シールの浮き上がりも、ズレも今のところ見られません。

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