アリサ=サザンクロス・ファンアート:メイキング(3)

キャライラスト・メイキング
スポンサーリンク

【11】Alisa-Southerncrossファンアート:カラダ部分仕上げ線

次に全身の線画を仕上げます。

髪の線画と同様に、下描き線のあるレイヤーの上に清書用のレイヤーを作り、濃い茶色を用いて必要最小限の線を描き込んでいきました。基本5pxのGペンを用いて、線幅を3px~6pxに変化させています。

外形線のうち、背景との境となる線や縁に当たる部分は強め(太目)に、シワなどは細くしています。また、特に影が強く出る部分などは線というよりも、面になるように塗りつぶしています。線は線ですが、意識としては面と面との境界、そして塗りつぶした面は濃い影を表しています。

線の色は、最終的には線を取り囲む周りの色や色の濃さに合わせて調整します。濃い茶色は、あくまでも仮りの色です。

【12】Alisa-Southerncrossファンアート:目元仕上げ線

「まぶた」や「まゆ」などの目元のラインは、瞳と同様、絵を見る人の視線が自然に集中する重要な部分です。

今回のキャラは、コミック、アニメのキャラであることや、個性の強いキャラであることから、ちょっと強めの目元にすることにしました。体部同様、Gペンを用い、カラーには濃いめのグレイを用いました。ペンは3px、4px、5pxの幅で変えながら描いています。

【13】Alisa-Southerncrossファンアート:顔部分影

ここで顔部分に影を入れました。

肌の下塗りレイヤーの上に影用のレイヤーを入れてクリッピングし、鼻やほほにうっすらと基本の影を入れました。合成モードは乗算です。さらに、その上に「落ち影」用のレイヤーを作ってクリッピングし、髪の落ち影、首全体に頭部の落ち影を入れました。こちらも合成モードは乗算です。

この絵では、影の描画には水彩の「水多め」ブラシを用いています。髪、肌、衣服など、ほぼすべての基本の影、落ち影にはこのブラシを用い、部分的に「ぼかし」を用いて調整しています。

ただ、唯一「ほほ」の影については、エアブラシ(柔らか)を用いています。

同時に口部分の清書をしました。口はかなり小さいので、Gペン3pxで全体形を描いて塗りつぶし、舌の部分はピクセル固定をオンにして、スプレイで明るい色を入れました。

【14】Alisa-Southerncrossファンアート:トーン確認

この絵の中で、主に光を放っている部分は二系統あります。ひとつは背景、そしてもうひとつは、キャラが手に持つ「ぬいぐるみ」です。

二つの光源からの光が当たった状態をざっくりと再現してみようと思い、クロで塗りつぶしたレイヤー2枚をキャラの上に重ねてクリッピングし、顔と胸の部分のみ消しグラデーション(円、楕円で囲った部分のみクロを消去したもの)でクロを消してみたのがこの絵です。

【15】Alisa-Southerncrossファンアート:雷電合成モード調整

「ぬいぐるみ」から発せられる雷電の合成モードを、当初は加算としていましたが、今一つ輝き感が乏しく、合成モードを変化させ、最終的に覆い焼き(発光)としました。

次に、背景の明るさを調整しキャラの逆光感を強めました。今回のキャラのトーン調整の難しさは、逆光でありながら、「ぬいぐるみ」の発光による部分的な順光があることです。

さらに、「ぬいぐるみ」からの光の照り返し用のレイヤーを作り、キャラの全身が受ける光をざっくりと描きこんでみました。また、全体の色調整を同時に行っています。

この段階の絵は、トーンについての仕上がり予想図(トーンだけラフ)のようなものです。このイメージを目指してカラダ部分の下塗りの色調整、影の彩色を行うことになりますが、この後、どう進めようかちょっと悩みました。

【次の記事】メイキング(4)彩色~効果・仕上げ

コメント

タイトルとURLをコピーしました